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「登録日本語教員試験の模試を受けたいけれど、どれを選べばいい?」
「試験範囲が広くて、独学の勉強が計画どおりに進まない」
「本番形式の問題が少なく、今の実力や時間配分がわからない」
登録日本語教員試験を独学で受ける方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、日本語教員試験の勉強を独学で進めることは可能です。ただし、出題範囲を整理し、自分で学習計画を立て、本番形式の問題で現在地を確認する必要があります。
また、本試験の過去問は公式から公開されていません。独学で進める場合は、公式の出題内容、サンプル問題に加えて、模試や試験対策講座を上手に組み合わせることが大切です。
この記事では、具体的な勉強の進め方、2026年10月3日に行われるTCJオンライン模試の内容、模試までに学習を整える方法に絞って解説します。
2026年度試験について
この記事では、自分が受験する科目(基礎試験+応用試験/応用試験のみ)は確認済みという前提で、勉強法と模試の活用方法を解説します。
学習計画を立てるうえで、先に押さえておきたいのは次の3点です。
- 本試験は2026年11月8日(日)。出願は8月21日(金)23時59分まで
- 基礎試験は120分・100問、応用試験は読解100分・60問と聴解約50分・50問
- 基礎試験は総合点だけでなく、5区分それぞれにも合格基準がある
基礎試験を受ける方は、得意分野だけで点数を稼ぐ勉強では不十分です。
5区分を一通り学び、区分ごとの弱点を残さない計画にしましょう。
日本語教員試験を独学で進めにくい3つの理由
1.試験範囲が広い
日本語教員試験では、日本語の文法や音声だけでなく、第二言語習得、異文化理解、社会言語学、教授法、評価法、著作権など、幅広い知識が問われます。
独学では、知らない用語が出てくるたびに別の本やウェブサイトで調べ、情報を整理しなければならないことがあります。勉強しているつもりでも、調べる作業に時間を取られてしまうことも少なくありません。
2.本試験の問題が公開されていない
文部科学省は、「令和7年度日本語教員試験の出題内容及びサンプル問題」を公開しています。
ただし、ここで公開されているのは、令和7年度試験の出題範囲や出題割合などの説明と、令和5年度に行われた試行試験から抜粋したサンプル問題です。令和7年度の本試験問題一式が、そのまま過去問として公開されているわけではありません。
つまり、「参考にできる公式問題がまったくない」わけではありませんが、本番と同じ問題数を通して解き、時間配分まで練習できる公式過去問はない、という状況です。
3.自分の現在地がわかりにくい
参考書を読んで理解できたつもりでも、問題になると選択肢を絞れないことがあります。
また、基礎試験から応用試験の聴解まで受験する場合、試験は朝から夕方まで続きます。知識だけでなく、長時間集中する力や、時間内に問題を処理する力も必要です。
独学で対策するときは、「何時間勉強したか」だけでなく、「本番形式の問題でどこまで解けるか」を確認する機会を作ることが重要です。
\試験範囲の整理や学習計画から不安な方へ/
動画・テキスト・演習がひとまとめになっているため、
教材選びや学ぶ順番で迷う時間を減らせます
登録日本語教員試験を独学で勉強する4ステップ
ここからは、何を、どの順番で、どこまで勉強するかを具体的に決めていきましょう。
ステップ1.参考書を1冊、問題集を1冊決める
公式の出題内容は、試験範囲を確認するための資料です。初めて勉強する方が、その資料だけを見て学習項目や順番まで決めるのは難しいと思います。
まずは、登録日本語教員試験に対応した参考書を1冊と、学んだ内容を確認できる問題集を1冊用意します。
教材は、
・最新版であること
・5区分を一通り扱っていること
・解説が自分にとって読みやすいこと
・音声を使って練習できること(応用試験の聴解対策)
を確認して選びましょう。
最初から何冊も買いそろえると、どれも途中になりやすくなります。まずは決めた参考書と問題集を一周し、足りない分野がわかってから教材を追加するほうが進めやすいでしょう。
▼おすすめの参考書
日本語教員試験の出題範囲を全40回の講義形式で学べる参考書です。講義を読むような形で進められるため、日本語教育について初めて体系的に勉強する方にも向いています。
各講義には練習問題があり、さらにオンラインドリル300問も付いています。参考書を読むだけで終わらず、その場で理解度を確認できるのが特徴です。
▼おすすめの問題集
2026年2月に発売された問題集で、基礎試験から応用試験までを1冊で対策できます。応用試験の読解問題が多めに掲載されているほか、聴解用の音声も用意されています。
解説には、同じシリーズの『攻略テキスト』や『基本用語集』の参照箇所が示されています。そのため、問題を間違えたときに、参考書のどこへ戻ればよいかがわかりやすくなっています。
ステップ2.インプットの直後に問題を解く
参考書や動画を見続けるだけでは、知識を使えるかどうかを確認できません。
1つの分野を学んだら、その日のうちに関連問題を解きます。
間違えた問題は、正解を書き写すだけでなく、分野・間違えた理由・次に復習する日を記録しましょう。
間違えた理由は、「知識不足」「用語の混同」「問題文の読み違い」「時間不足」の4つに分けると、次にやるべき勉強が決めやすくなります。
ステップ3.読解・聴解を時間制限つきで練習する
応用試験では、知識を覚えているだけでなく、教育現場の状況と結びつけて考える力が求められます。
最初から全問を通して解く必要はありません。まずは短い問題セットに制限時間を設けて解く練習をし、慣れてきたら問題数を増やします。
読解は1問に時間をかけすぎないこと、聴解は音声を一度で処理することを意識しましょう。
ステップ4.模試を基準日にして学習計画を修正する
模試の役割は、合否を予想することだけではありません。
時間が足りなかったのか、特定分野の知識が不足していたのか、長時間になると集中力が落ちるのかを確認します。
そのうえで、本試験までに直す弱点を3つに絞り、週ごとの復習内容を決めます。
2026年10月3日にTCJのオンライン模試を受験できる
TCJでは、2026年10月3日(土)に「日本語教員試験 本番レベルの一斉模擬試験」を実施します。TCJ日本語総合研究所が監修し、本試験を想定した問題構成とスケジュールで行われます。
2026年8月16日時点では、「基礎試験+応用試験」と「応用試験のみ」のオンライン模試を申し込めます。どちらもセール価格で販売中です。
| オンライン模試 | セール価格 | 通常価格 |
|---|---|---|
| 基礎試験+応用試験 | 7,500円 | 10,000円 |
| 応用試験のみ | 6,000円 | 8,000円 |
申込締切日は固定されておらず、定員に達し次第終了です。受験する予定なら、販売状況を公式サイトで確認してください。
※東京・大阪で行われる模試はすでに売り切れとなっています。
※オンライン受験では、解答用紙を事前に印刷し、試験問題をパソコンなどの画面で見ながら解答します。問題用紙の印刷やダウンロードはできません。
オンラインでも解答解説を確認し、自己採点できる
オンライン模試は、採点結果が自動で届く形式ではありません。試験終了後の約1時間、画面上で解答・解説を確認し、自分で採点します。
終了後は問題と解答・解説を閲覧できなくなり、後日届くのは解説を含まない「解答のみ」のデータです。
解説を見るときは、単に正解数を数えるだけでなく、次の3点をメモしておくと、その後の勉強につなげやすくなります。
・間違えた問題がどの分野だったか
・知識不足・混同・読み違い・時間不足のどれだったか
・本試験までに何を復習するか
※問題や解説そのものを保存するのではなく、自分の間違い方と復習項目を記録しましょう。
TCJ「日本語教員試験 本番レベルの一斉模擬試験」を確認する
模試を「残り5週間の勉強を決める日」にする
10月3日の模試から11月8日の本試験までは36日。
模試は合否を予想する日ではなく、残り5週間の勉強内容を決める日にします。
次のように使うと、本番までの勉強を絞り込みやすくなります。
模試前:基礎知識をできるだけ一周する
模試は、試験範囲を一度学んだ後に受けたほうが、弱点を見つけやすくなります。
模試までに完璧に仕上げる必要はありませんが、5区分の全体像を確認し、主要な用語と考え方を一周することを目標にします。
模試当日:時間と迷った問題を記録する
「何点取れたか」だけでなく、どこで時間を使いすぎたか、どの分野で選択肢を絞れなかったかを確認します。
模試後:36日間で直す項目を3つに絞る
苦手な項目をすべて並べると、再び「何から手をつければいいかわからない」状態になります。
まずは、得点への影響が大きいものを3つ選びます。2週間で苦手分野を復習し、その後は読解・聴解を含む問題演習を増やし、直前期にもう一度時間配分を確認します。
独学の土台づくりにTCJ短期合格パックを使う方法
オンライン模試は「実力を測るもの」、短期合格パックは「試験範囲を学ぶもの」です。
TCJの「日本語教員試験 短期合格パック」は、日本語教員試験対策の通信講座です。学ぶ順番を自分で組み立てるのが難しい方は、本試験までの学習を体系的に進めるために利用できます。
本講座に含まれる主な内容は、次のとおりです。
- 学習ガイド
- 国家試験対策集中講座:動画25時間、テキスト564ページ
- 国家試験対策ゼミ:動画40時間、全10回の演習解答用紙
- 直前対策:重点ポイント解説、日本語教員試験概要、読解・聴解対策の動画6時間
- 受講者限定の「学びの交流会」
- 令和8年度日本語教員試験合格者を対象とした実践研修の優先予約権※
動画は自分のペースで学習でき、受講期間は最短3か月を想定、最長3年間です。
※実践研修の受講料111,500円は短期合格パックに含まれていません。また、全9回のうち3回は東京校または大阪校への通学が必要です。
2026年度試験に使うなら、学習時間を先に確認する
2026年8月16日から本試験までは約12週間です。
動画は合計71時間あるため、すべて見るだけでも週6時間前後。さらにテキスト学習と問題演習の時間が必要です。
申込前に、平日と休日に何時間確保できるかを確認しましょう。時間が限られる場合は、現在の弱点に合わせて使う教材を絞るか、模試と手持ちの教材で対策するほうが現実的なこともあります。
短期合格パックが向いている人
- 試験範囲を自分で整理するのが難しい
- 市販教材を何冊も買ったものの、学ぶ順番が決まらない
- 仕事や家事と両立しながら、学習時間を固定したい
- インプットだけでなく、演習と直前対策までまとめて進めたい
- 本試験までに基礎知識を整理し、問題演習で弱点を補強したい
短期合格パックを急いで選ばなくてもよい人
- すでに養成課程などで試験範囲を体系的に学んでいる
- 自分で学習計画を立て、問題演習まで継続できている
- 必要なのは知識のインプットではなく、本番形式の練習だけである
このような方は、まずオンライン模試だけを利用し、その結果をもとに市販教材で復習する方法でもよいでしょう。
TCJ短期合格パックの購入方法
通信講座は、申し込めば自動的に合格できるものではありません。一方で、「独学で調べること」に時間を使いすぎて勉強が進んでいない方にとっては、学ぶ順番と教材がまとまっていること自体がメリットになります。
2026年8月20日(木)までは、通常138,000円→キャンペーン価格99,000円です。
さらに、申込み画面でクーポンコード「2026NGS-AF」を入力すると、2,500円引きの96,500円になります。
※クーポンコードの利用期限は2027年1月20日(水)までです。キャンペーン終了後は販売価格が変わる可能性があるため、申込み画面で最終価格をご確認ください。
なお、10月3日のオンライン模試は、短期合格パックとは別商品・別料金です。
\本試験までの学習を体系的に進めたい方へ/
71時間の動画・564ページのテキスト・全10回の演習を使って、
インプットから問題演習まで順番に進められます。
よくある質問
公式の過去問はありますか?
令和7年度の出題内容と公式サンプル問題は公開されています。ただし、令和7年度本試験の全問題が過去問として公開されているわけではありません。公開されているサンプル問題は、令和5年度の試行試験から抜粋されたものです。
基礎試験が免除される場合、どの模試を選べばよいですか?
基礎試験が免除され、応用試験のみを受験する方は、オンラインの「応用試験模試」を選択できます。基礎試験も受験する方は「基礎試験+応用試験」を選びます。
オンライン模試でも自己採点できますか?
できます。試験終了後の約1時間、画面上で解答解説を確認し、自分で採点します。後日届くのは解説を含まない「解答のみ」のデータです。
オンライン模試はいつまで申し込めますか?
固定の申込締切日は案内されておらず、定員に達し次第終了です。2026年8月16日時点では2種類のオンライン模試を購入できますが、最新の販売状況は公式サイトで確認してください。
※東京・大阪で実施される対面の模試はすでに売り切れています。
模試と短期合格パックはどちらを選べばよいですか?
試験範囲の学習が一通り終わっている方は、模試だけでも現在地を確認できます。
まだ知識の整理や問題演習が足りない方は、短期合格パックで学習の土台を作り、模試で理解度を確認する組み合わせを検討するとよいでしょう。
まとめ
登録日本語教員試験の勉強は独学でも進められますが、試験範囲が広く、これまでの本試験問題一式も公開されていません。
まずは日本語教員試験に対応した参考書と問題集を1冊ずつ決め、参考書で学んだ範囲を問題集ですぐに確認しましょう。インプットと問題演習を交互に進めることが大切です。
10月3日のオンライン模試は、本番前のリハーサルとして使えます。得点だけを見るのではなく、時間不足・知識不足・迷った分野を記録し、残り36日間で直す項目を3つに絞りましょう。
すでに自分で計画を立てて勉強できている方は、無理に通信講座を選ぶ必要はありません。一方で、試験範囲の整理や学習計画の段階で止まっている方は、動画・テキスト・演習がまとまった短期合格パックを利用する方法もあります。
\独学で迷う時間を減らし、本試験までの対策を始めたい方へ/
動画・テキスト・演習がひとまとめになっているため、
教材選びや学ぶ順番で迷う時間を減らせます。




