こんにちは!日本語教師のMilkyです。
本記事では、
✅ 日本語のあいづちの機能を紹介
✅ 代表的な日本語のあいづち一覧をご紹介
このような内容となっております。
使えるあいづち授業を計画中の方におすすめの記事です💓
この記事を書いているわたしは、日本語教育学科を卒業しており、現役の日本語教師です 👩🏫
どなたかのお役に立てたら幸いです✨
あいづちとは
あいづちとは、話し手の発話を理解している時、聞き手が使う表現です。
話し手への同意、共感、疑念、驚きなどの感情を示すこともあります。
話し手の発話を遮ったり、話者交代は行いません。
具体的には、「はい」「うん」「へー」「なるほど」などがあります。
あいづちに「笑顔」「うなずき」「表情」を含める研究者もいます。
日本語教育業界でのあいづちの定義はあいまいですが、学習者には
話し手の発話を理解している時、聞き手が使う表現と説明すれば間違い無いでしょう。
※話し手の発話を理解していない時に聞き手が「沈黙」や「聞き返し」を行いますが、
これらの言動は「あいづち」には含まれません。
あいづちのバリエーション
以下では、日本語の会話でよく使われるあいづちを紹介しますので、ぜひご利用ください!
促進型
ここでは、話を理解していることを示し、話し手の発話を促進するような働きをするあいづちを「促進型」と呼びます。
うん系(出現率40%)
うん / うんうん / うんうんうん
うーん
う、うーん
んー
え系(出現率20%)
えー / えーえー / えーえーえー
えーあーそう
えっ
ええっ
ええー
ええっあっそう
はい系(出現率11%)
はい / はいはい / はいはいはい
あ系(出現率7%)
あー / あーあー / あーあーあー
あーそう
あーそうなんですか
あーはーはーはー
あっはい
あっそう
あっそうね
あっそうですか
あっそうですね
そう系(出現率8%)
そう / そうそう / そうそうそう
そうね
そうです / そうですそうです
そうですよ
そうですね
そうですか
そうですよね
そうなんです
そうなんですよ
そうでしょう
完結型
驚きや確信などを表現し、話し手の話終わりに聞き手が使用するあいづちを「完結型」といいます。
はへほ系(出現率13%)
はー
ほー
へー
ねー
ふーん
その他(出現率2%)
あら / あらー
あらま
あららららら
うわー
なるほど
いえいえいえ
やっぱりね
参考文献
「あいづちの研究 : トーク番組におけるあいづち使用の実態」(2001,塚原)
最後に
本記事は、
✅ 日本語のあいづちの機能
✅ 代表的な日本語のあいづち一覧
このような内容を紹介させていただきました。
あいづちの授業を計画中の皆様の参考になれば幸いです😇